第3回びっくりぽんプレゼンテーションのご案内

教師の学びと成長サポート
渡辺喜男です。

7/19(日)14:00〜 オンラインにて 第3回「びっくりぽんプレゼンテーション」なる発表会を行ないます。

申し込みサイト
https://bit.ly/30ZdYqD

第1回、第2回と横浜の大さん橋近くの波止場会館にて、開催してきた「びっくりぽんプレゼンテーション」。
今回も、実は会場を予約していました。
しかしながら、コロナウイルス感染防止の観点から、今回はオンラインに変更し、会場はキャンセルいたしました。… 続きを読む

「心の理論」と自閉症スペクトラム症の子

人は、他の人と関わっているとき、「きっと、この人はこんなことを考えているだろうな。」と相手の心の状態を推理しています。
お腹が減っている、あせっている、恥ずかしがっている、苦しんでいる、欲しがっている・・・
そんな「相手の心が読める」のは、私たちが「心の理論」を獲得しているからです。

「心の理論」とは、不思議な言い方ですが、「相手の表情や行動から、その心について
推理する力」のことです。

この「心の理論」(心を推理する力)が弱いのが、自閉症スペクトラム症の子です。

教育トークライン2020年7月号に、小嶋悠紀氏の「みんなで理解する特別支援教育コピーフリー研修シート」が掲載され、その「心の理論」が解説されています。

次の文章を読んで、答えましょう。

「A子さんはチョコの箱の中に鉛筆を入れています。B子さんには中身を教えずに、そのチョコの箱を見せます。
「このチョコの箱の中に何が入ってますか」とB子さんに聞くと、B子さんは何と答えるでしょう」… 続きを読む

点数をつけさせて謝らせる

コーチングの手法で、相手に点数をつけてもらうやり方があります。
例えば、こうなりたいと思う理想の姿を100点としたら、現状の今の自分の姿は何点かと聞くのです。
そして、例えば60点と答えたら、 60点の理由を質問して、できている理由を探っていきます。
その上で、足りなかった40点の理由を聞いて、その足りないものを増やすための行動に視点を向けていきます。

教育トークライン 2020年7月号に、小野隆行氏が、喧嘩両成敗について書いています。
特徴的なのは、この喧嘩両成敗の際に、コーチングと同様、自分がやった行為について点数をつけさせることです。

大まかな流れを小野氏は、このように言っています

1 … 続きを読む