「当たり前の罠にはまらない」が刺さりました

6月16日に始まった「教師の基礎基本技術」連続講座は、7回目を終えて、夏休みで一度中断に入りました。

毎週、前の週の講座で学んだことを教室でやってみてどうだったか、報告してもらっています。
ある時、一人の受講者が「当たり前の罠にはまらない」が刺さりましたとコメントしてきました。
そのことを知ってから、教室で当たり前だと思われたこともたくさん褒めてよかったという感想を言っていたのです。

学んだことを実際にやってみて、それをまたフィードバックして、次にまたやってみる。
そんなコーチング的なフォローアップの手法が生かされていて、良かったと思いました。

さて、その「当たり前の罠」は、大須賀優子氏が繰り返していた言葉です。

「当たり前は当たり前だから、できないと叱られる。」
「当たり前は当たり前だから、誰も教えてくれない。」
「当たり前は当たり前だから、できてもほめてくれない。」

私が考えるに、当たり前はみんな同じであることを前提にしています。
みんな同じように感じ、みんな同じように考え、みんな同じようにできる、そのような前提に立つから、 当たり前の罠にはまるのです。

何らかの理由で、当たり前のことを自分で学べない子はいるのです。
それは、発達の遅れかもしれないし、家庭の教育力が十全に働いていないからかもしれません。
このような子は、当たり前ができずに、叱られ、失敗体験ばかりを積んでいるのです。

「みんな同じはない」。
このことをもっとかみしめ、「当たり前の罠にはまらない」よう気をつけてほしいです。
そして、当たり前のように見えるところで、ていねいに教え、じゃんじゃんほめてほしいです。