練習の途中で、教師同士で相談しない

コロナウイルス対策、及び、授業時数確保のために、運動会の規模を大幅に縮小して実施する学校が多いと聞きます。
でも、いくら規模を縮小すると言っても、練習なしで本番だけということはないと思います。
運動会の練習で、子供が集中をなくさないよう気をつけてほしいです。

教育トークライン2020年9月号で、小野隆行氏は8月号に続けて運動会・音楽会・学校行事の対応方法を書かれています。
その中で、子供達が集中をなくすのは、空白の時間が多いからだと言っています。
確かに、広い運動場や体育館で空白の時間を作ったら、あっという間に子供達はだれていきます。

その空白の時間で結構多いのが、教師の相談タイムです。
小野隆行氏はこう言っています。

「練習の途中で、教師同士が集まって相談している。その間、子供達は何もせずただ待っている。」

学年の先生が集まって、演技の体型などについて相談をします。その間、子供達はほったらかしで、おしゃべりや小競り合いが始まるのも無理がないことなのです。

もし相談をするなら、その運動会練習が終わった後にします。練習の途中に相談を決して入れてはいけません。
そのようなことをやっているから、発達障害の子だけでなく、多くの子が騒ぎ出すのです。
そして、子供が騒いだら叱る。なんともおかしなことです。
教育トークライン
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