当たり前と思っている、その指導。本当に大丈夫?ンラインセミナー「絶対にや ってはいけない発達障害の子への対応」

教師の学びと成長サポート
渡辺喜男です。

発達障害の子は基本的に現状維持を好みます。変化が苦手なのです。
現状維持が崩れると、不安で恐怖にかられます。精神的に不安定になるのです。
ひどい時はパニックになります。

例えば、皆さんが、勤務先を異動してその学校に行って慣れるまで、どのくらいかかるでしょうか。
おそらく1ヶ月や2ヶ月、下手をすると1年かかるかもしれません。
それを、3日毎に変えると言われたら、「それは無理だ。やめてくれ」と言うと思います。

そんなことが、発達障害の子に起こっているのです。
いつものスケジュールのままやっていたい。… 続きを読む

「休み時間を絶対に奪わない」

昨年、一昨年と大変なクラスを担任してきた佐藤良平氏が、NPO 法人が主催する「秋の教え方セミナー」において、クラスの「防火活動」について述べていました。

クラスの防火活動とは、「トラブルを未然に防ぐためにできることを行う・トラブルの起きにくい環境をづくり」です。

トラブルが起きにくい環境づくりとは、例えば、通路側の机のフックに物をかけさせないルールです。

行動が荒っぽい子達がたくさんいるクラスでは、動き回ることによって机のフックにかかっている物が落ち、それが元でトラブルになりになることが、けっこうあります。 そんなトラブルを防止するために、通路側のフックにはものをかけないというルールを作った先生もいのです。

では、佐藤良平氏が強調していたクラスの防火活動とはどんなことだったでしょうか。
それは、

「休み時間を絶対に奪わない」

ということです。… 続きを読む

褒めるツール

先日行ったオンラインセミナー「褒め方を極める」において、褒め方のバリエーションも紹介しました。
例えば、

・名前を入れて褒める
・ 感謝を伝えて褒める
・声のトーンを加えて褒める
・繰り返して褒める
などなど

です。

この「繰り返して褒める」を、様々なツールを使って褒めるやり方にすることを、 … 続きを読む