オンラインセミナー「絶対にやってはいけない発達障害の子への対応」のご案内

教師の学びと成長サポート
渡辺喜男です。

2020年11月開催のオンラインセミナー「絶対にやってはいけない発達障害の子への対応」を紹介します。

特別支援教育の第一人者である小野隆行氏の著書「ストップNG指導」。
ここには、発達障害の子にやってはいけない指導が、科学的な根拠を元に強く糾弾されています。

発達障害の子は、知覚過敏の症状や独特なこだわりをもっています。
ただし、この知覚過敏やこだわりは抜け難く、我慢したり、練習して直したりすることはできません。

例えば、私は辛いのがとても苦手です。ちょっと辛いだけで、汗が吹き出てきます。これを、「みんなに合わせてもらいます」と言って、辛口に合わせられたら私はたまりません。

発達障害の子は、味覚だけでなく、視覚や聴覚、嗅覚が過敏です。
ちょっとした音が、雷のように大きく聞こえたり、チラチラする光が気になって仕方がなかったりします。… 続きを読む

子供との接触回数や時間を多くすることで、教師と子供の関係が良くなっていく

学級がうまくいくためには、次の二つの関係が良好でなくてはいけません。

一つ目は、教師と子どもの関係です。
二つ目は、子供同士の関係です。

これは、どっちを先に良くしていくかと言うと、もちろん、教師と子どもの関係です。

では、どうやれば教師と子どもの関係が良くなるのでしょうか?
NPO 法人が主催する「秋の教え方セミナー」において、高橋優氏は、このように言っています。

「?どもを理解するには、?どもと接する時間を多くすれば良い。さらにいうと、??ひとりと接する時間を多くとるのだ。
1対1で話す時間があればあるほど、その?を理解し、信頼関係を気づくことができるだろ
う。」… 続きを読む

「教師のキャラを立てる」

「教師のキャラを立てる」ことの重要性を、高橋優氏が強調していました。

NPO 法人が主催する「秋の教え方セミナー」において、高橋優氏は、このように言いました。

「つまり、褒める前提に、
「子供にとって教師が魅力的な教師かどうか」
が大切になってくる。
だから、クラスがうまくいっていない先生は、褒めることよりも、まずは自分の魅力は何かを考えるべきであり、子供の前で見せてくるべきである。」

この「魅力的な教師」の文脈で、「教師のキャラを立てる」ことを、高橋氏は推奨したのです。

確かに、魅力的な先生であって、その先生に対して、親しみがあったり、憧れがあったり、尊敬があったりすれば、褒めることだけでなく、叱ったことも子供は受け止めるようになりますね。

では、教師のキャラを立てるとは、どのようなことなのでしょうか。… 続きを読む