「教師のキャラを立てる」

「教師のキャラを立てる」ことの重要性を、高橋優氏が強調していました。

NPO 法人が主催する「秋の教え方セミナー」において、高橋優氏は、このように言いました。

「つまり、褒める前提に、
「子供にとって教師が魅力的な教師かどうか」
が大切になってくる。
だから、クラスがうまくいっていない先生は、褒めることよりも、まずは自分の魅力は何かを考えるべきであり、子供の前で見せてくるべきである。」

この「魅力的な教師」の文脈で、「教師のキャラを立てる」ことを、高橋氏は推奨したのです。

確かに、魅力的な先生であって、その先生に対して、親しみがあったり、憧れがあったり、尊敬があったりすれば、褒めることだけでなく、叱ったことも子供は受け止めるようになりますね。

では、教師のキャラを立てるとは、どのようなことなのでしょうか。
高橋氏はそんなに難しいことではないと言っています。

それは例えば、先生の大好きなもの・大嫌いなものを紹介するでもいいのです。

そして、高橋氏は、自分の例として「先生はドラえもんが大好きだ」という話を、初任の時からずっとしていたと言っていました。

ドラえもんが嫌いな子は、そんなにいないですよね。
また、1年生でも6年生でもドラえもんは人気です。
ですから、先生がドラえもんが大好きだと言ったら 、その先生は子どもにとって、ぐっと近い存在になります。

ちなみに、私は、ずっと「バイキンマンが大好きだ」と言っていました。
バイキンマンで、キャラが立ってたかなあ。