子供達が見るか見ないかという観点で掲示物を減らす

鈴木良幸氏は高校の先生です。その鈴木氏が、教育トークライン2021年2月号のグラビアページにおいて、教室の風景を紹介しています。

極めてシンプル。
不必要な物を置かない。

これが、鈴木氏の教室掲示のコンセプトです。
確かに、言葉通りに必要な物以外、何も掲示物がありません。

なぜ掲示物がないか、鈴木氏はこのように言っています

「教室内の掲示物など、生徒はほとんど見ない。よって、絶対に必要なもの(定期試験の範囲など)以外は掲示する必要がない。」

「そうだよな。読まないよな。」と思います。

振り返って、小学校の教室において、誰も読まないものが掲示されていることが多々ありますよね。
子供が読まないものとしてあげられるのは、「学校だより」「学年だより」「保健だより」・・・です。… 続きを読む

「書き初めは BGM に包まれて」

もう書き初めという時期ではないのですが、また来年の年頭にとなると忘れてしまいそうなので、ここで書いておきます。
書き初めの時期になりましたら、ぜひ思い出してください。

そこまでして書いておきたいことは、 トークライン2021年2月号の村野聡氏のグラビアページ「書き初めは BGM に包まれて」という記事です。

どの小学校でも、書き初めに関しては大体同じパターンでやっていると思います。
それは、 年末に書き初めの練習を1字ずつ行い、冬休み中に2〜3枚の書き初め用紙を渡して練習をさせておいて、新学期になってみんなで本番の書き初めをするというものです。

書き初めをどこでやるか様々でしょうが、私が経験上多いのが、学年まとめて体育館に行ってそこで行うというものです。… 続きを読む

オンラインレクチャー「 外国人の子供が話せるようになる!日本語指導 のヒミツ」(無料)のご案内

教師の学びと成長サポート
渡辺喜男です。

いつもありがとうございます。
1月開催のオンラインレクチャーのご案内です。
オンラインレクチャーは、9月に「自動車の安全装置」を開催して以来となります。

今回の講師は白杉亮先生です。
白杉先生は渋谷区の小学校に勤務し、日本でも数少ない外国人の子向けの日本語指導の専門家です。

前から白杉先生は存じ上げていて、非常に利発な先生だと認識していました。
それが、1年前、「びっくりぽんプレゼンテーション」で外国人の子向けの日本語指導をプレゼンしてもらって、びっくりしたわけです。

日本語学校で使われている江副文法というのは知っていたのですが、それを私は国語の敬語指導に使っていました。… 続きを読む