「これやったら、必ずコーチングは失敗する」

コーチングをやっていて、今日は「うまくいったなあ」とほっとする時と、今日は「うまくいかなかった。いまいちだったなあ」と落ち込む時があります。 これは授業と同じです。

やるべきことは、この「うまくいかなかった」を振り返って修正し、「うまくいった」にしていくことです。

そのために、「うまくいったコーチングとはどのようなものか」という評価規準・基準が必要です。

ところが、その規準・基準が、私には、まだまだ完璧に体得できていないのです。

ですが、これをやったら必ず失敗するとコーチングは確実にあります。
これは、「これをやったら必ず失敗する授業」からの類推です。

少なくとも、こういったことを避ければ、成功に近づくことができると思っています。

「これやったら、必ずコーチングは失敗する」

一つ目は、クライアントの話を聞かないということです。… 続きを読む

「夕食は毎日同じ時間帯にする」

「働き方改革」というと、なんだか時短やICTに目が行きますが、本来の目的であるワーク&ライフバランスのことを考えさせてくれる記事を目にしました。 サークル雑誌に掲載されていた千葉美和氏の記事です。

千葉氏は「夕食は毎日同じ時間帯にする」と述べて、次のように書いています。

「自分が家族の夕食を作らなくてはいけない。
19 時頃には夕食を食べさせたいので、18 時台に退勤する。
18 時台に退勤するため、今日の放課後できる仕事は、週案と学年便りの作成。会議もあった・・・。
たとえその日やろうとした仕事が終わらなくても、退勤する。明日やればいい。… 続きを読む

「プリント主義」を「ノート主義」に

これまた、 教育サークルの冊子「いぶき」の記事の話題です。
藤川和弥氏が、 初任の頃と比べて、現在の授業のやり方だと、60%の力で同じような効果が得られていると言っています。
その一つが、「プリント印刷なし」です。

私も、若い頃はプリントを作成して印刷することで、一生懸命やっている気分になっていました。
ところが、一生懸命プリントを作成して授業をしても、一向に成果が上がっていないことに気づきました。

藤川氏も、同様のことを述べています。

「とにかく若い頃はプリントだのワークシートだのを作りまくり、印刷しまくっていた。
放課後はほとんどそれに使っていたと思う。… 続きを読む