辞書引きのバリエーション

国語において、国語辞典を扱うのは小学校3年生からですね。
今時は、「Google 先生?」を使って調べることがほとんどでしょうが、国語辞典の引き方(五十音順での辞書引き)を、もちろん学んでおく必要があります。 その辞書引きを楽しく行うために、こんなやり方をやっている方が多いと思います。私もこうやっていました。

辞書引き競争。
教師は、教科書の教材文の中から、例えば「やま(山)」と言います。子ども達に国語辞典で探します。
見つけた子は立ち、教師は「一番」「二番」と順番をつけていきます。
立った子どもは、引いた語の意味を読んで、赤鉛筆で線を引きます。
だいたい、クラスの三分の一程度が見つけたら、おしまいにします。
(私は、まだ見つけていない子に見つけた子が見つけ方を教えるようにさせていました。)

教育トークライン5月号において、竹岡正和氏は、この辞書引き競争に活用のバリエーションも付け加えた方法を紹介していました。 https://em-tr270.com/L90494/b300/112991
私は、このようなことは考えたこともありませんでした。

それは、こんなやり方です。

ステップ1 辞書を引きして、引いた言葉を読む。
ステップ2 引いた言葉を暗唱する。
ステップ3 引いた言葉を使って短文を言わせる。
ステップ4 引いた言葉を一言で言わせる。

年間を通して行うことで、辞書引きに習熟するだけでなく語彙を増やすことができる方法だと思います。