自己肯定感・自尊感情・自己有能感・・・の関係は?

皆さんは、教室において、自己肯定感をいかに子供たちにもたせるか、育てていくかを常に考えていると思います。

ただ、この「自己肯定感」について学ぼうとすると、似たような様々な言葉が使われていて戸惑いませんか。

・自己肯定感
・自尊感情
・自己有能感
・・・

これらは、同じなのでしょうか?それとも、違うのでしょうか?

樺沢紫苑氏が、「ストレスフリー超大全」において、中島輝氏の「自己肯定感ノート」のまとめ方を紹介していて、それが非常に理解しやすいです。

自己肯定感は、6つの感覚を統合した感覚

です。
そして、それぞれの6つの感覚と「木に例えた部位」は以下の通り。

・自尊感情(自分に価値があると思える感覚)「根」
・自己受容感(ありのままの自分を認める感覚)「幹」
・自己効力感(自分にはできると思える感覚)「枝」
・自己信頼感(自分を信じられる感覚)「葉」
・自己決定感(自分で決定できるという感覚)「花」
・自己有用感(何かの役に立っているという感覚)「実」

自己肯定感という、自分を肯定的に捉える感覚を、場面別に、より詳細に分類したものが6つの感覚なのです。

私は、自己肯定感、自尊感情、自己効力感、自己有用感という用語をこれまで使っていましたが、このようにきちんとまとめてもらうと、すっきりした気持ちです。

個人的には、自己肯定感=自尊感情のようにも捉えたいのですが、皆さんはどう使い分けているのでしょうか?