困ったことには名前をつける

昨日、和田裕美氏の「苦手な人にはあだ名をつけて楽しむ」ことを紹介しました。
やってみましたか?
けっこう「〜どん」と(心のなかで)呼ぶと、苦手さが和らぎますよ。

そんな「あだ名」効果のことを、YOUTUBEで子どもの発達科学研究所の和久田学氏が紹介しています。
https://em-tr270.com/L90494/b300/113731

それは、発達障害の子によく見られる「困った行動」への対応です。

「困ったことには名前をつける」

そんなことを和久田氏は言います。

例えば、
・イライラして怒り散らす状態
・固まってしまって何も話さない状態
・緊張しすぎの状態
があります。

こんな困った状態に対応の1つとして、その状態に名前をつけることを和久田氏は提唱するのです。
それも、「ちょっとユニークなおもしろい名前」をつけてほしいと言います。

先の例で言えば、
・「むかむかゾーン」
・「カチコチ状態」
・「ドキドキタイム」
です。

これって、おもしろいので、その子も「客観視」できるようになり、どうしたらよいのかその子と話し合えるようになるのです。

「ねえ、むかむかゾーンに入ったらどうしたらいい?」
「カチコチ状態には、どうしてなるの?」

なんて話をその子とすれば、解決方法が見つけられることがあります。

ぜひ、困ったことには名前をつけて、少しでも柔らかい対応にしていってください。