「そのときがくるくる」

昨日、1年ぶりに開催した海老名市立有馬図書館の理科実験講座について話題にしました。
ですが、そこでは、読書感想文講座もあって、それも好評だったのです。

その読書感想文講座に参加する子供たちには、その年の課題図書を読んできてもらうことになっています。

当然、それに備えて、私たち教育サークルのメンバーも課題図書を読んで講座に臨むことになります。

その中の本で印象的なものを紹介します。
きっと、図書室や各クラスに配布されていると思いますので、気になったら読んでみたり、クラスの子に紹介したりしてください。

「そのときがくるくる」すず きみえ作

この本は、なすが大嫌いな男の子がいて、給食でなすが出ると全く口にすることができず、落ち込むところから始まります。

夏休みになって、田舎の家に遊びに行って、畑でとれたなすも食べられずに、おじいちゃんから、「いつか、そのときがくる」からと言われます。

このお話の中では、そのときは来ないのですが、なんだか苦手な食べ物が食べられる瞬間が来るのを楽しみにしているようで、とっても微笑ましい感じがしました。

気長に、少しずつがんばって、そして、その日がくるのを「楽しみに」待っていよう

そんなメッセージを、クラスにいる給食が苦手な子に届けてほしいです。