さまざまな肌の色を表した24色入りクレヨンセット

この8月に、アメリカで、世界のさまざまな肌の色を表した24色入りクレヨンセットが注目を集めているというニュースが流れました。 子どもたちが、ヒトの多様性を理解するために、中西部ミシガン州の高校生が、小学校や幼稚園にこの製品を寄付する活動を行ったのです。 https://em-tr270.com/L90494/b300/114391

このクレヨンセットは、クレヨラというメーカーが昨年夏に発売した「カラーズ・オブ・ザ・ワールド」です。
https://em-tr270.com/L90494/b300/214391

私の小学校時代には、「肌色」という名称でクレヨンがありました。今では、そんな名称は、様々な人種の人が共生する世の中なので、使われていませんね。

実は、今では、私は「ベージュ」という色名が、肌の色として使われていると思っていました。

ちなみに、ベージュとは、Wikipedia によると
「本来は、染めていない羊毛での毛織物をベージュと言った。色名としてのベージュはその織物の色、つまり、極めて薄い黄色ないし茶色である。」 となっています。

ですが、ベージュはベージュの色です。肌の色ではありません。

現在のクレヨンでは、「うすだいだい」や「ペールオレンジ」という名称が使われているのです。
いやいや、知りませんでした。

意識して、肌色という名称ではなく、この名称を使って指導していきましょう。