昨日、「じゃんけんで有利な手」について、桜美林大学の芳沢光雄教授が調べたデータを元にすると、
「じゃんけんはパーが有利」
と結論づけました。
微妙な差なんですけどね。
実は、芳沢教授は、他のじゃんけんデータも調べています。
それは、「同じ手を続けて出す回数」です。
それによると、
・1回きりでなく、2回続けたじゃんけんは、のべ10833回
・そのうち、同じ手を続けて出した回数は、2465回
だったのです。
これから導き出した同じ手を出す割合は、2465/10833=0.227です。
これって、
「人間が同じ手を続けて出す割合は1/4くらい」
ということです。
これは、じゃんけんで出る手の確率はグー・チョキ・パーで1/3なので、それよりも低いのです。
きっと、じゃんけんにおいては続けて同じ手は出したくないという心理が働くのだと思います。
なんとなく納得できる心理ですね。
さて、
そうすると、「あいこの後に何を出したら有利か」わかってきます。
それは、
「あいこになったら、次はその手に負ける手を出すのが有利」
ということです。
例えば、グーとグーなら、次は相手はグーではなく、チョキかパーが多いのです。
だから、チョキを出しておけば、引き分けか勝ちが多くなります。
これまた、「大人気なく」、子供とじゃんけんをする際に、活用?してみてください。
朝日新聞 EduA
「じゃんけんで有利な手は?」
https://em-tr270.com/L90494/b300/114531