会議に関する調査結果の分析

昨日は、日能研の「シカクいアタマをマルくする」の鎌倉学園中学の「国語」の問題を取り上げました。

実は、この問題に使われたデータは実際に発表されているものです。もちろん、このデータ以外の会議に関する調査データもあります。 では、このデータを元に、どんな分析が実際になされているのでしょうか。

1 業績が「上昇」している会社は、「下降」している会社にくらべて会議を積極的に行っている。
そして、業績が「上昇」している会社は「意思決定する会議」「問題解決する会議」「アイデアを出す会議」が多く、業績が「下降」している会社は「情報を共有する会議」が多い。

これは、業績のよい会社は、問題解決・意思決定・アイデア出しという目的をもって、積極的な議論が繰り広げられており、それが生産性を高めたり、社員の意欲を高めていくのだと解釈できます。

2 業績が「上昇」している会社は、「下降」している会社にくらべて会議の形式がもっとバラエティに富んでいる。
「上昇」している会社は「テレビ」「Web」「ランチミーティング/パワーミーティング」「ブレックファストミーティング」と、多様な形式で会議をしている。

これは、業績のよい会社は、いろいろな場面を捉えて、会議というより意見交換・情報交換を行っていると解釈できます。

私は「なるほどなあ」と思いました。
疑問や解決策が浮かぶごとに、ちょこちょことミーティングを行って前に進むイメージです。腰が軽いです。

きっと、このような会議のあり方を取り入れることは、学校においても可能だと思います。

「ビジネスパーソンの「社内会議」に関する調査」
https://em-tr271.com/L90494/b300/114721