FACEBOOKに、松藤司氏が、接続詞「そして」の誤用について書いていました。
https://em-tr271.com/L90494/b300/115391
こんな「そして」の誤用があります。
A ぼくはかばんをあけました。
B そして、たかちゃんは遊びに行きました。
んっ、と思いますね。
違和感がふつふつと湧き出てきます。
それは、AとBでは「主語」が違うからです。
松藤氏は、Aのあとも、主語を「ぼく」にして、文を書かせます。
すると、子供は、こんな文を書きます。
ぼくは、算数の教科書を出しました。
この文を使って、そして以降を書き直させるのです。
すると、こうなります。
A ぼくはかばんをあけました。
B そして、算数の教科書を出しました。
松藤氏は、以下のようにまとめています。
1 「そして」の前の主語に注目する。
2 「そして」の前の文の後のことを書く。
3 「そして」の前の文と並列の表現にする。
私は、先の主語が異なる事柄をつないで、「そして」を使うことはなかったと思うのですが、それでも、「もしかしたら」という懸念は残ります。
これから、「そして」を使うときは意識していきたいです。