電話での欠席連絡。
朝、電話を受けた教師にとって、非常に手間がかかる作業です。
なぜかというと、メモ帳に、子供の名前、欠席した理由を書いて、そのメモ帳を担任まで届けなくてはいけないからです。
この電話での欠席連絡を、工夫して全職員に一気に知らせるやり方を、教育トークライン2022年1月号に、林健広氏が書いています。 https://em-tr271.com/L90494/b300/115531
やり方は、以下の通り。
電話を受けた教師は、メモ帳ではなく、電話のそばに置いてある欠席連絡一覧表に、子供の名前と理由を書きます。
それを、朝の会が始まる少し前に、教務主任と事務主任が欠席連絡一覧表を写真に撮って、チャットで全教師のタブレットに送るのです。
これだと、電話に出た教師は担任までメモ帳を届けなくてすみます。時間のロスがなくなります。
加えて、どの子がどのような理由で、何日くらい休んでいるか全教師が知ることができます。
すると、欠席情報が職員間で話題にされたり、また、休んだ子が登校した際に声かけをするなどの対応もできるようになるのです。
もちろん、電話でなく、メールにより欠席連絡も行われているところもあると思います。
ですが、まだまだ電話での連絡が使われているのが実情でしょう。
ぜひ、こんな工夫もあることを知ってほしいです。