文部科学省1月28日通知に注目

学校の働き方改革をさらに進めるため、文部科学省は1月28日に通知を出しました。
「令和3年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果等に係る留意事項について(通知)」という長ったらしい通知です。 https://em-tr271.com/L90494/b300/116031

この通知の前文では、このように教員の働き方の現状を概観して、学校の働き方改革の取り組みを、各教育委員会、各学校において、さらに進めるよう求めています。

「この度、令和3年 12 月 24 日に公表した標記調査結果においては、働き方改革に係る取組は、進んでいるものが多く、時間外在校等時間の状況は全体としておおむね改善傾向にあり、取組の成果が着実に出つつある一方、依然として、一層実施を促進する必要がある取組が多く、長時間勤務をしている教師が多数存在していることが改めて明らかとなりました。
引き続き、働き方改革は急務であるとともに、取組をさらに加速すべき状況にあることから、文部科学省として、各教育委員会及び各学校において、特に留意いただきたい事項について、下記のとおり整理しました。」

この前文の通り、この通知においては、以下の7つの項目について、取り組みを整理しているのです。

?勤務時間管理の徹底について
?働き方改革にかかわる取り組み状況の公表について
?学校および教師が担う業務の役割分担・適正化について
?学校行事の精選や見直しについて
?ICTを活用した校務効率化について
?教員業務支援員(スクール・サポート・スタッフ)について
?部活動について

いかがでしょうか。
もし、勤務する学校において、働き方改革がまだまだなら、この通知を活用して、少しでも前に進めるよう行動してほしいです。