0才児もスマホに興味津津

ベストセラー、アンデシュ・ハンセン著の「スマホ脳」の「バカになっていく子供たち」の章には、驚くべきインターネットの調査結果が書かれています。

この2017年、今から5年前の調査結果は、日本ではなくスウェーデンのインターネット使用週間の調査結果です。

この調査結果のことを読んだ時、そんなことがあるのかと疑ってかかったものでした。
このように書かれています。

「子供の生活にデジタル機器がどれほど大きな影響を及ぼしているかという事実だ。それも、かなり小さな子供まで。乳児、つまり月齢 12 カ月までの4人に1人がインターネットを使っている。2歳児は半数以上がインターネットを毎日使っているというのだ。」

えっ、乳児、すなわち0歳児の4人に1人がインターネットを使っている?
皆さんも、そんなことがあるのか?と思いませんか。

先日、息子夫婦が孫の男の子を連れて我が家にやってきました。孫の男の子は、まだ一歳になっていません11ヶ月です。

その11ヶ月の男の子が、スマホに興味を示していたのです。

妻がテーブルの上に置いたスマホをつかみ、画面を手でなぞりました。ロックがかかっているので画面の変化はありませんが、何度も画面を触っていたのです。

これはいけないと、さりげなくスマホを取り上げると、孫は泣いてスマホをほしがりました。

やはり、もう「なにか、刺激のあるおもしろいもの」だという認識をもってしまっているようなのです。

大人が撮影のためにスマホを自分に向けていたり、楽しそうに?スマホをいじっていたりするのを、何度も見ているうちに、そんな認識をもってしまったのだと思います。

とにかく、1歳にならない幼児が、スマホに興味津津なのにびっくりしました。
5年前のスウェーデンの幼児の状態が、日本にも現れているのだと思いました。

もちろん、息子夫婦には、スマホに注意するよう声をかけておきました。
子育て中の読者の皆さんは気をつけましょう。