ブルシットジョブとは

「ブルシットジョブ」なる概念を、ご存知でしょうか。
英語で書くと「Bullshit Jobs」となります。

このブルシットジョブとは、 上品ではない物言いで、「クソどうでもいい仕事」と訳されているのです。
私は、この「クソ」を除いた「どうでもいい仕事」という言葉に、ビビっときました。
世の中、というか、学校という場に、「どうでもいい仕事」ってありますよね。「これって、何の意味があるんだ?」と半信半疑でやった仕事を数多く経験しているので、それをなんとかしたい、というのが心の奥底にあるのです。

さて、
ブルシットジョブなる概念は、アメリカの人類学者デヴィッド・グレーバーが、2018年の著書で明らかにしたものです。

その定義は、このようにされています。

「ブルシットジョブとは、労働者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど、完璧に無意味で、不必要で、有害でさえある有償の雇用の形態である。 とはいえ、その雇用条件の一環として、労働者は、そうではないととりつくろわねばならないと感じている。」

ここでは、雇用の形態とされていますが、仕事の内容としても、かまわないと思います。

皆さん
ご自身が経験したブルシットジョブはありませんか。それって、いまわしくないですか。