「長いジャンボサイズの黒板消し」に目が行く

金曜日にあった教育サークルのおりに、メンバーの小川幸一氏が、社会科の授業の板書は、「必ず」写真を撮っているという話をしていました。 小川氏は、社会科の授業についてずっと研究してきていて、いわばライフワークのようになっているのです。
ですから、そんな板書の写真を貴重な記録としているのだと思います。

ただ、私にとっては、見せてもらったその板書の様子よりも、他のものの方が興味があったのでした。
それは、黒板にずらりと書かれた社会科の板書の下にあったものです。
それは、チョークとともに置かれた「長いジャンボサイズの黒板消し」です。

そんな「長い黒板消し」は、3月末に青山学院大学で教育実習オリエンテーションのお手伝いした際、その教室に置いてありました。 そのように、大学や予備校で使っている印象があります。

私も、1年生を担任していたときに使っていました。
1年生は背が低いので、黒板の高いところを消すのが大変なのです。椅子や台を使うのですが、まあ、大変です。
それが、この「長い黒板消し」だと上まで届くのです。

1年生は、この「長い黒板消し」を使ってみたくて、「黒板消し」当番は人気の当番でした。