「1番〜〜」質問

今日、行ったコーチングのテーマは、「やりたいことがたくさんあって、でも時間に限りがあって、実際には、なかなかやることができていない。どうしたらいいんだろうか。」というものでした。

このような「やりたいことがたくさんある」と思えることは、誰にでもあることだと思います。
私も、やってみたいことがたくさんあるので、よく頷けるテーマでした。

私は、このテーマを聞いて、ここからのコーチングの道筋を、大雑把に「優先順位をどうするか」ということと「時間の使い方をどうするか」ということだと考えました。

そこで、クライアント(コーチングを依頼した人・依頼人)に、まずやってもらったのは、「やりたいこと」をたくさんあげてもらうことでした。

クライアントさんは、次々とやりたいことをあげて、それについてどんな面白さがあるのかを話していきました。
出されたやりたいことは、こんなことでした。

・資格をとる学習
・ブログを書くこと
・図書館で本を見つけて、その本をよむこと
・語学(2カ国語)
・散歩
・体操
・料理
・庭いじり

ほんと、たくさんやってみたいことがあるのだと、表情豊かに話してくれたのです。

ここから、何を優先してやりたいのか、クライアントさん自身が決めなくてはいけません。
私が、発した質問は、「1番〜〜」質問でした。

「一番わくわくするのはどれですか?」

ただ、これだけではいけないと思います。
私は、

「一番やらなくちゃいけないと思うのはどれですか?」

とも質問しました。

いろいろな角度から、考えてもらうことがよいことだと思うのです。
もちろん、「一番やりたくないのはどれですか?」などというネガティブな質問もありです。
色々な質問の中から、これという質問を選ぶのも、クライアントさん次第なのです。

皆さんも、やりたいことがたくさんあったら、「一番〜〜」質問を自分に言ってみてはいかがでしょうか。