「森と林の違いってなに?」

たまたま、NHKの「チコちゃんに叱られる!」を見ていたら、「森と林の違いってなに?」という問題でした。

これって、「きへん」の数?の通りに、木が多いのが森、少ないのが林なんて思っていました。
ところが、そんなことではなかったのでした。

東京学芸大学の小泉武栄教授は、森、林の言葉の成り立ちを理解することが重要だと言います。

「森の語源=盛り」

で、「盛り」上がった土地に自然に生えた木の集まりです。ですから、森は山に近い意味で使われていました。

「林の語源=生やす」

で、林とは人の手で「生やし」た木の集まりなのです。
植林ですね。

要するに

「自然に生えている森」
「人の手が加わっている林」

なのです。

これを、

森=自然
林=人工

と、チコちゃんは答えていました。

現在では、自然の森が少なくなって、区別する必要性がなくなってきています。だから、わざわざ、森=自然、林=人工という意識をしなくなったのだと小泉氏は言っていました。

いやいや、そんなこととは知りませんでした。
ぼーっと生きていました。