「長寿祝い」の由来

私の母が、88歳の誕生日を迎えました。
「米寿」のお祝いです。もっと、長生きしてほしいと思っています。

さて、このいわゆる「長寿祝い」ですが、日本の場合、なんだか「判じもの」じみた「屁理屈?」でこじつけられていて、なぞなぞを解くような気になります。

子供にも、この「長寿祝い」の話をしてあげると、きっと興味をもってくれると思います。

まず、
還暦 60歳。
これは十干干支が一巡して、元の暦にもどる(還る)ことに由来しています。

ついで、
古希 70歳。
これは、漢文で学んだ中国の杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」に由来しています。

次は、
喜寿 77歳
喜の草書を楷書にすると「七七七」(残念ながら、機種依存文字なので載せられません)と書くのです。
私の名前である「喜男」も、年配の方からはがきで連絡を受ける際に、「七七七男」と書かれていたことがあります。
「七七七」は、「七十七」と読めて、それで77歳のお祝いなのです。

そして、
米寿 88歳
米の字を分解すると八十八となることに由来しています。
これって、ほんと「こじつけ?」だと思います。

加えて、
白寿 99歳
百の字から一を引くと「白」になることに由来しています。
これはもう、「なぞなぞ」ですね。

百寿 100歳
100歳であることから百寿で、わかりやすいストレートな表現です。

ではでは、目指せ!百寿とまいりましょう。