「口頭」や「付箋メモ」から、チャットへ

昨日は、「改訂版 全国の学校における働き方改革事例集」に提示されている事例を紹介しました。
https://em-tr271.com/L90494/b300/118491

今日も、何かしら役立ちそうな事例を、取り上げていきます。

以下は、福岡県久留米市立篠山小学校の事例ですが、他の学校でもけっこう行われていることだと思います。

それは、教職員のPC・タブレットの「チャット機能」の活用です。

これまで、教職員間のやりとりは「口頭」や「付箋メモ」で行われていました。
ですが、これでは、相手にすぐに会えないこともあるし、付箋メモではそもそもそのメモを見ていなかったりすることもあります。

しかし、「チャット機能」を使えば、特に、急ぎの連絡がスムーズにできます。
そして、この「チャット機能」には、既読リアクションアイコンなるものがあって、「読んだ」ことを相手に示すことで、双方向のやりとり(確認)ができるようになっているのです。

例えば、退勤間際に、教室で作業して職員室に不在の先生に連絡したいときに、「チャット機能」を使って、その先生宛に連絡チャットをしておきます。 そうすれば、そのまま退勤しても、だいじょうぶなのです。
付箋メモも、教室にインターホンをかけることも必要ありません。

この「チャット機能」は、グループで使うこともできて、いろいろな使い方ができます。
きっと使い勝手がよいと思います。