全国学校図書館協議会の「学校図書館調査」が発表され、10年前と比べて、図書館図書にかける経費が減り、合わせて、購入図書が減っていることがわかりました。
「学校図書館調査」
https://em-tr271.com/L90494/b300/118511
その調査結果によると、
1校あたりの図書購入費（小学校）
2012年度 54万円
2021年度 47万円
1校あたりの図書購入費（中学校）
2012年度 69万円
2021年度 59万円
と、7〜10万円の減額となっています。
また、
1校あたりの平均図書購入冊数（小学校）
2012年度 390冊
2021年度 299冊
1校あたりの平均図書購入冊数（中学校）
2012年度 480冊
2021年度 361冊
と、100冊前後の減少となっています。
予算が限られている中で、図書購入にまわす予算がそんなにとれないのかもしれません。
ただ、思ったよりも早く、図書館の本は「陳腐化」していくので、どんどん本を入れ替えなくてはなりません。
そうでないと、子供たちは、図書館の本を手にしようとしないのです。
ぜひ、予算をやりくりして、魅力的な図書館の蔵書にしていってほしいです。