まだまだヘルプマークは使い勝手が悪い

昨日紹介した「ヘルプマーク」、とっても有益なアイテムだと思います。
しかし、今のところ、認知は進んでも、活用は十分進んでいないというか、まだまだ戸惑いがあるようなのです。

障害者の就労支援サービスを行う「ゼネラルパートナーズ」という会社が、ヘルプマークについて、1年前ですが、インターネットによるアンケートを行い、その調査結果をまとめています。 https://em-tr271.com/L90494/b300/118871

それによると、ヘルプマークの認知は、四年前の調査と比べて圧倒的に上がっています。

【質問】 あなたはヘルプマークを知っていますか。
はい 80%

80%ということは、障害者関連のアンケートとはいえ、かなりの高さだと思います。
また、最近の椎名林檎氏のグッズ問題によって、認知度がさらに上がったと思われます。

しかし、
【質問】ヘルプマークはあなたが想定した通り、役立っていますか。
については、こんな結果が出ているのです。

・役立っている 4%
・どちらかというと役立っている 21%
・どちらかというと役立っていない 30%
・役立っていない 44%

これって、まだまだヘルプマークの使い勝手が悪いこと示していると思います。
ヘルプする側の戸惑いがあると、私は考えています。

そして、こんな改善の提案が的を得ていると思うのです。

・他の方が利用されているが、どんな援助が必要なのかがわからない方がいる。
なぜヘルプマークを付けていて、どんなヘルプが必要なのかがわかると良いと思う。

皆さんは、どう考えますか。

そして、ぜひ、一度ヘルプマークを付けた形を見たら声をかけてみてほしいです。
私も、実行してみます。