男は男らしくなくてはならない。
女は女らしくなくてはならない。
こんなことは、時代遅れだと言いつつも、まだそのような風潮は残っています。
そして、「男らしさ」や「女らしさ」を要求され、「生きづらさ」を感じる人も多いのです。
少し、データが古いのですが、「男らしさ」に関する令和元年の調査を見つけました。
「男性が職場や学校、家庭で感じる「生きづらさ」に関する意識調査」Lean In Tokyoの調査です。
https://em-tr271.com/L90494/b300/119471
この調査は年代別に行っているのですが、若い人は、そんな「男らしさ」について、あまり気にしていないのかと思いきや、そうでもないのが意外でした。
「質問」
職場や学校、家庭などの場で、「男だから」という固定概念やプレッシャーにより「生きづらさ」や「不便さ」を感じることはありますか。
「年代別回答」
・10代 頻繁に感じる50% たまに感じる50%
・20代 頻繁に感じる17% たまに感じる36%
・30代 頻繁に感じる23% たまに感じる29%
・40代 頻繁に感じる25% たまに感じる31%
・50代 頻繁に感じる2% たまに感じる39%
・60代 頻繁に感じる8% たまに感じる30%
いやいや、10代はほとんどの人が感じているのですね。
もしかしたら、調査した人数が少ないのかもしれません。
それにしても、40代まで、半数以上が「なんだかなあ」とか「それって理不尽!」とか感じているなんて、男性もかなり「生きづらい」のですね。