朝会で、子供たちを静かにさせる方法

日本の小中学校では、全校朝礼(朝会)というものがあって、一昔前は月曜日の朝、全校児童生徒が運動場に集まって行なっていたものでした。

コロナ禍で途絶していたとはいえ、おそらく、今でも、同様な風景が見られると思います。

朝会では、輪番の司会の先生がいて、集まってきた子供たちを整列させ、話を聞くようにします。

要するに、静かにさせるわけです。

教育トークライン2023年2月号の巻頭ページにおいて、向山洋一氏が2つ静かにさせる方法を示しています。
https://em-tr271.com/L90494/b300/119701

一つは、子供たちの中にちょっと話し声が聞こえるくらいのときで、

「さすがに6年生は静かだなあ、あっ、2年生も静かだね」

と言うのです。
シンプルですが、この「〜年生」と名指して褒める方法は、効果的ですね。

もう一つは、すごく騒がしい時です。そんな時は、

「子供たちが立っていたら「みんな座って」と言い、座っていたら「全員起立」と言います。遅れる子がいたら、「ああ、早い子はえらいなあ。もう1回練習してみようか。じゃあ座って。みんな上手。全員起立。ああ、上手。静かだね」

とやると言うのです。

一言も叱っていません。
ここでやっているのは、子供に活動させる(座る・立つ)ことと褒めることです。

皆さんは、朝会で、どんな方法で子供達を静かにさせていますか。