昨日、若い先生へのコーチングの際に、列挙の作文技術について情報提供したという話題を取り上げました。
今日は、その「列挙」について、もっと掘り下げていきます。
この「列挙」の作文が、どんな作文かというと、例えば、こんな型です。
第1に〜
第2に〜
第3に〜
これって、もう少しやさしい言い方にできます。
それは、
一つ目は〜
二つ目は〜
三つ目は〜
です。
少しきどって?、言い方を変えたバリエーションにすると、
まず、〜
次に、〜
それから、〜
になります。
まあ、子供たちに教えるなら、この中では、やはりシンプルな「一つ目は、二つ目は、三つ目は」が低学年にもわかりやすいです。
ここで、なぜ3つなんだ?2つではいけないのか?4つではいけないのか?という疑問に行き当たりますね。
なぜ3つかというと、やはり3つあると落ち着くのです。
一つ、二つでは「なるほど」という気持ちにならず、三つで納得する感じです。
そして、4つでは多すぎる、くどくなります。
3つの「列挙」を教えていくのが、作文を書かせるための有効な手だてなのです。