日本の自殺状況は改善されている

このところ、ちょこちょこと車を運転する機会があり、その際、Bluetoothを使ってスマホとカーオーディオを繋いで、いろいろなスマホのコンテンツを聞くことにしています。

そのコンテンツは、これまでYou Tubeだったのですが、ふと思い立ってVoicyも使ってみることにしました。
そこで聞いているコンテンツの一つが、ちきりんのVoicyなのです。

先日、そのちきりんさんのVoicyに気になる話題があったのでそれを取り上げます。
それは、「子供の自殺に関するファクトフルネス」というものです。

このタイトルの「ファクトフルネス」というのは、もちろんステレオタイプ的な思い込みで決めつけないで、事実から物事を考えていこうというちきりんさんの提案を込めてのことです。

まず、現在の日本の自殺数がどのような状況なのか、です。

これまで、自殺が一番多かったのが2003年です。
このとき、34000人なのです。… 続きを読む

子供がコロッと騙される?文章問題

教室には、算数において、計算はできるのに文章問題は苦手という子がいます。
例えば、こんな問題にコロッと騙される?のです。

「りんごが55個あります。りんごはみかんより15個少ないそうです。みかんは何個ありますか?」

これは、二位数の足し算・引き算で2年生の学習です。
これを、

55-15=40
答 40個

とする子が、けっこういるのです。
これは、「少ない」という言葉から、「引き算」を連想して、引いてしまうわけです。… 続きを読む

「やさしい日本語」で伝える

先日、二歳の孫がアデノイドにかかって保育園に登園禁止になったので、その子の世話をしに行ってきました。
息子夫婦も、何日も続けて仕事を休めるわけではないので、ちょっと一日だけ手伝いに行ったわけです。

その息子夫婦の家に行くまでの電車に、「シカクいアタマをマルくする」日能研の広告が掲示されていたのでした。
「どれどれ、どんな問題かな?」と覗き込むとと、失礼ながら、なんだか簡単でした。
でも、子供に「伝える」ことを考えさせる問題だなと思ったので、紹介します。

それは、湘南白百合学園中学校の、こんな問題です。
https://em-tr271.com/L90494/b300/122811

「やさしい日本語」は、外国人の方など日本語があまり得意でない方に伝えるため、わかりやすい言葉や表現に言い換(か)えた日本語のことです。「やさしい日本語」を使えば、日本語があまり得意でない方と話すことができます。

【資料1】「やさしい日本語」で伝えるポイント
・全体的にゆっくり話し、言葉ははっきり発音する。… 続きを読む