昨日は、文部科学省が発表した「 令和4年度学校保健統計(学校保健統計調査の結果)」から、「視力」について取り上げました。 https://em-tr271.com/L90494/b300/123381
この「視力」については、もうネガティブな報道しかありません。
まあ、裸眼視力が1.0に満たない割合が、
小学生37.88%
中学生61.23%
高校生71.56%
というのでは、ネガティブになりますよね。
ただ、もっと、ポジティブな取り上げ方をしてもよいものもあるのです。
それは、「むし歯(う歯)」です。
「むし歯(う歯)」の割合は、年々下がってきていて、10年前の平成24年度では、
小学生55.76%
中学生45.67%
高校生57.60%
だったのが、令和4年度では、
小学生37.02%
中学生28.24%
高校生38.30%
と、圧倒的に改善されているのです。過去最低の割合です。
素晴らしいですよね。
これも、学校と歯科医師らが、むし歯予防に取り組んできた成果であると誇ってよいと思います。
ですから、もっと告知して広めてほしいのです。
そして、今回最悪だった「視力」についても、何らかの有効な手だてを、学校と眼科医が知恵を出して、講じてほしいです。