昨日、「世界幸福度ランキング」をどのように作成しているか、取り上げました。
それは、
1「一人あたりのGDP」
2「社会的支援」
3「健康寿命」
4「生活に関して選択をする自由」
5「寛容さ」
6「腐敗に対する認知」
7「人生評価」
の調査データから算出しているのですが、このうちの2、4、5、6、7については、各国1000人に聞き取り調査を行って算出しているのです。
では、どんな聞き取り調査か、1000人の日本人になったつもりで答えていきます。
まず、「社会的支援」
これは、「困ったとき、いつでも頼れる親類や友人がいますか」という質問への回答です。
います。
私には、頼れる親類も、そして、仲間もいます。
ただ、「見栄」をはって「だいじょうぶ」とカッコつけようとする自分もあって、その点は考えようと思っています。
さて、この「社会的支援」の項目については、ランキング1位のフィンランドと大きな差はありません。
ただ、フィンランドよりは得点が低いのは確かです。
この点、私が自己分析したように、日本人が「助けて」とあまり言えない実情がある感じがします。
この点、教室において、もっと人を頼りにする行為、相互扶助の行為を奨励したり、「安心・安全」な環境づくりをしていったりすることが必要であると考えます。
「困ったら、助けてと言える」
「困って相談したら、あの人は助けてくれる」
そんな意識が、植え付けられていくような学級、学校づくりをしてほしいです。