「海の宝石箱やー」的な喩えを使ってみる

ひょんなことで、「笑い」について調べていたら、彦摩呂のグルメレポートの印象的なフレーズに行き当たりました。

私はグルメ番組はほとんど見ないので、そんな印象的なフレーズを使って、食レポをしているということを知らなかったのです。

その彦摩呂の鉄板フレーズが、「海の宝石箱やー」ですね。

知っている方は、何を今更と思うでしょうが、これは海鮮丼を紹介するフレーズなのです。

彦摩呂さんは、こんなことを言っています。

「北海道のロケに行って、魚市場の賑やかな市場食堂で海鮮どんぶりが出てきまして。その輝かしい新鮮な刺身たちを見て、「うわぁ、海の宝石箱や〜! と言うたんですよ。(中略)イクラがルビー、アジがサファイア、鯛がオパールみたいに見えたわけです。」 https://em-tr271.com/L90494/b300/119671

よく考えてみると、味わいを他のものに喩えて表すのは、何か変です。
海の宝石箱って、味の感想になっていません。… 続きを読む

教室にドライバーを常備する

私は、担任をしている時、教室にドライバーを常備していました。
これは、何に使うかというと、コンパスのねじのゆるみを締めてなおすためです。

子供達が扱うコンパスのねじがゆるゆるだと、円を描く際に、ふにょっと描いている円がいびつになることがあります。

ですから、私はコンパスのネジを、ドライバーを使ってギュッと締めていました。
固いなあと思えるぐらいのネジの締め方で、コンパスはしっかりしとした円を描くことができます。

コンパスのねじが緩くなったら、どんなタイミングでも私のところににやってきてよいと子供達に伝えておきます。
ですから、授業中、三々五々、「先生、コンパスがゆるくなりました。ギュッと締めてください」と子供達がやってきたものでした。

教育トークライン2023年2月号でも、村野聡氏がドライバーを使って、コンパスのねじを締めることを書いています。
https://em-tr271.com/L90494/b300/119661

ただ、村野氏は、そのドライバー(精密ドライバー)を使って、子供たちのメガネのレンズが外れた際に、修理もやっていたと言うのです。… 続きを読む

学校だよりでイラストの無断使用、賠償金11万円

去年の9月、川崎市教育委員会が、ある中学校においてネット上のイラストを無断使用したということで、その損害賠償として11万円を支払ったということを発表しました。

それは、学校だよりにイラストを使用し、それはホームページでも見られるようになっていたという事案でした。

ところが、この1月、佐賀県の白石町の小学校において、全く同じようにネット上のイラストを無断使用したということで、著作者から賠償を求められて、これまた同じ金額11万円を支払うことになったというのです。 https://em-tr271.com/L90494/b300/119651

11万円という賠償金が、前例にならったという感じもします。

それはともかく、ネット上で「無料 夏」で検索したら出てきたイラストだったので、フリーイラストだと思ったという学校だよりを作成した校長先生のコメントがありますが、少し認識不足だったと思います。

前回同様、「他山の石」として、ぜひ、職員室で共有してほしいです。
すべてが、「いらすとや」のような著作権フリーのイラストではないのです。… 続きを読む