通知票の担任所見やめます

最近の教育関連のニュースで、一番「やるなあ」と思ったのはこれです。
「通知票の担任所見やめます 教員の負担減へ、京都の高校」

先生の「働き方改革」のため、通知票の担任所見欄をなくします。京都府木津川市の府立南陽高校が今年度から、各学期末の通知票に担任が書いていた「所見」を廃止した。長時間労働の是正が課題となっている教員の負担を減らすのが狙いだ。

同校では通知票に、成績のほか、生徒の学校での様子などの「所見」を担任が記していた。最大で1人150字。毎学期末に1クラス約40人分を書き込む作業では、熱心な教員ほど生徒ごとに同じ文言を使わないようにするなど、時間をかける傾向があったという。

越野泰徳校長は、考える負担が大きいと判断し、廃止を決めた。大学出願の際に提出する調査書の元になる「指導要録」は従来通り作成するため、生徒に対する評価がおろそかになることはないとしている。 朝日新聞デジタルhttp://supervisor-ex.com/L90494/b300/13101

通知票は作成することも含めて、学校独自で判断してよいのですよね。
私は、「所見」をなくすという決裁をした校長先生に、「やるなあ」と思いました。… 続きを読む

「虚言癖」の子を担任したらどう対応するか。

「虚言癖」の子を担任したら、どう対応していったらよいのでしょうか。
私はそのような子を担任したことはありませんので、「虚言癖」の子を担任したサークルのメンバーの対応をもとに考えていきます。

まず虚言を減らすことに的を絞った。自分を正当化したい、見栄を張りたいときなど、とにかく嘘をついた。
したがって、正直に言えたとき、それを褒め、強く叱ることはしなかった。「正直に言った方が得だ」と実感してほしかったからだ。
ありがちなのが、「正直に言いなさい」と言って、子どもが正直に言ったら、それを教師が強く叱ってしまう、ということだ。正直に言って、損をしたから、子どもはどんどん口を噤んでしまう。

ここには、サークルのメンバーが、右往左往しながら「虚言癖」の子に実際に対応して得た大切なヒントが書かれていると思います。 ここでの、ヒントは三つ。

・嘘をつく理由を探る
・正直に言ったことを誉める
・嘘をついたことに対して厳しく叱りすぎない… 続きを読む