最終レースが近づくと大穴ねらいが増える

ギャンブルのことを調べていたら、「これって私のことを書いている」と思うことに行き当たりました。
「大穴バイアス:最終レースが近づくと大穴ねらいが増える」

私は5月に競馬をやったとき、「5レースやって1つも当たらなかった」と書きました。
実は、どれも同じように賭けていたのではなかったのです。

2000円が軍資金として、サークルメンバーで話し合って決められました。
2000円の範囲で賭けるルールです。このルールがなかったら、私も含めてもっともっと賭けそうなメンバーがいたので、このぐらいが妥当でした。 もちろん、途中のレースで儲けた分は軍資金に繰り入れてもかまいません。

私は1レースに400円ずつかけることに決めました。

1レース目。
「大本命」と言うのですか、本名中の本名の馬をねらいにいきました。… 続きを読む

ギャンブラーが自信満々なわけ

5月に、サークルのメンバーと、競馬をやりに行ったことをこのメルマガに書きました。
その時のことを思い出すと、競馬場にいに誰も彼もが、次に1着になる馬を当てられるという確信に満ちていたような感じがします。 みんな自信満々なのです。

私なんか、5レースやって1つも当たらなかったのですから、どうしてそんなに自信満々なのかと思います。
どう考えても、はずしてしているレースの方が多いはずなのに。

でも、自信たっぷりなのはわけがあるのだと、調べてみてわかりました。

ギャンブルの面白い特徴のひとつは、負けているにもかかわらず、勝負を続けることです。コーネル大学のトーマス・ギロビッチによると、ギャンブラーは負けを歪めて解釈しているのだそうです。 Livedoorニュース http://supervisor-ex.com/L90494/b100/12491

自分に照らすと、よくわかります。… 続きを読む

ぽっと生まれた空き時間を有効に

専科の先生の都合で、時間割が不意に変わって、ぽっと空き時間が生まれることがあります。
そんな時、若い頃は、コーヒーをゆっくり入れて、なんとなくおしゃべりしているうちに、時間がすぎてしまったことがよくありました。

これって、行動経済学では「ハウスマネー効果」と言うんです。
ハウスマネーのハウスというのはカジノのことを指します。

例えば、競馬などのギャンブルで10万円もうけたとします。
そのお金は、不意にもうかったもので、おまけのようなものだと、さらに強気の勝負につぎ込んだり、豪快に買い物をしたり、食事に使ったりしがちです。 普段は、1月10万円でかつかつに何とか暮らしていて、その10万円と全く同じ金額なのに、どうしても同じ価値とは思えませんね。 しかし、そういうギャンブルなどで不意にもうかったお金については、冷静な考え方ができなくなるのです。

このように金額は同じでも、違う価値に見えることを「ハウスマネー効果」と言います。

よく、宝くじで高額当選した人の追跡調査がありますね。あんまり趣味がよいとは思いませんが、心理学者が調べると、次のようなことがわかります。 … 続きを読む