干からびたカエルをよけてすすみゆくばいばい、わたしは夏をのりきる

干からびたカエルをよけてすすみゆくばいばい、わたしは夏をのりきる

これが、今年の「河野裕子賞 青春の歌」部門の受賞作です。

昨年の11/21に、河野裕子短歌賞の短歌を紹介しました。
早いもので、もう1年がたち、今年の優秀・入賞作品が発表されました。

河野裕子短歌賞は、産経新聞が主催し、
「家族や、家族と自分、家族のなかの自分を歌った短歌、愛する人に贈る歌」
を募集しています。
私たちは、「親守詩」という親子のふれあいを表現する短歌を募集し、表彰していますが、それとは異なる味わいの作品なのです。

その第7回の「河野裕子賞 … 続きを読む

敵は・・にあり

東急線に乗ったら、つい車内を捜してしまうのが日能研の「シカクいアタマをマルくする」問題。
先日、新作?を見つけました。

私が少し離れて問題を読んでいると、家族連れがやってきて、お父さんと小学生の娘さんがこんなやりとりをしました。

「これ、わかるかい?」
「わかんない」
「これは、江戸の敵を長崎で討つ、だな」
「これって歴史なの。だったら5年生の私は習ってないよ。6年生から歴史を習うんだ。」
「そうか。」
とお父さんは自慢できずに、渋い顔になってしまったのでした。

でも、これって社会の問題ではありません。2018年 … 続きを読む

「サバイバル暗唱」

暗唱を継続的にやってくると、10月、11月ともなると、それなりの数の詩や名文を子供たちが覚えている状態になります。
そんなとき、「サバイバル暗唱」という方法で、これまでの暗唱を復習?したり、暗唱に対する意欲をよみがえらせたりできます。

「サバイバル暗唱」とは、以下のやり方で行います。
1 全員起立して、教師が言った題名の詩文を声をそろえて暗唱する。
2 途中で間違ったり覚えていなかったりした子は、座っていく。
3 みんなが言い終わると、教師が次の題名だけを言う。
4 … 続きを読む