「暗唱」の始めは「細分化」が必要

暗唱は、子供にとって非常に達成感のあるものです。
有名な詩文を、間違えず、つっかからず、何も見ずに空で読み上げる。
暗唱をやり遂げたとき、子供は「やったー」と飛び上がって喜びますし、周りで固唾をのんで聞いていた子たちは盛大に拍手をおくります。

しかし、一番最初から「この詩を覚えなさい」と子供に言っても、覚えられるわけがありませんし、暗唱自体をいやになってしまいます。

「細分化」が必要なのです。

「海雀」、それは、かつて光村図書の5年の国語教科書に掲載されていた詩です。

海雀 北原白秋

海雀、海雀
銀の点々、海雀… 続きを読む

わかりやすく話す時も「見出し」「リード文」で

2018/09/25

大坂 全米V 4大大会 日本人初

これは、大坂なおみ選手が全米オープンで優勝したときの、新聞の「見出し」です。
これに続く「リード文」は次のようです。

女子テニスの大阪なおみが、8日、ニューヨークで行われた全米オープンの女子シングルス決勝で、元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズを6−2、6−4で破り初優勝した。4大大会のシングルス制覇は、日本テニス史上初めての偉業。

このように、新聞では、
まず、「見出し」で、ざっくりと全体の内容をつかませます。… 続きを読む

どう扱う「スポーツの世界で活躍する人物」の伝記

この頃、図書室で見られる「スポーツの世界で活躍するあこがれの人物」の伝記。
これを、国語の授業でどう扱っていきましょうか。

どのクラスにおいても、スポーツのクラブに所属している子はたくさんいます。
主なところで、

・サッカー
・バスケット
・野球
・水泳

でしょうが、他にも、

・陸上… 続きを読む