コミュニケーションの4つのタイプで、小学校の先生にふさわしいのは?

これまで、コーチングにおけるコミュニケーションの4つのタイプの人、それぞれへの話の聞き方を取り上げてきました。

今日は、聞き方ではなく、小学校の先生にはどんなタイプがふさわしいか、という観点から述べてみます。

もちろん、その先生の基本的なタイプは変わらないのですが、意図的に「感情豊か」に振る舞ったり、意図的に「自己主張を抑えて」相手の判断を求めたりすることは、できることです。

私も、場面によって、入れ替え?をしていました。

さて、4つのタイプとは、こうでした。

「自己主張強い・感情表出高い」プロモータータイプ
「自己主張強い・感情表出低い」コントローラータイプ
「自己主張弱い・感情表出高い」サポータータイプ
「自己主張弱い・感情表出低い」アナライザータイプ

低学年にふさわしい先生のタイプをあえて言うと、プロモータータイプだと思います。… 続きを読む

「アナライザータイプ」の人への聞き方

今日は、コーチングにおけるコミュニケーションタイプのうちの最後、「アナライザータイプ」の人への聞き方です。

アナライザータイプの人は、理由や正しさを求めます。

ですから、質問に対して慎重に答えようとします。
正しく、適正に答えようとするからです。

当然、ゆっくりとしたやり取りになりますし、時に黙り込んでしまうこともあります。

ここを、待ってあげることが大切です。
急かしたり、順番を抜かしたりすることはやめておきます。

じっくりと待ち、アナライザータイプの人が間違いなく答えていけるようにするのです。

また、アナライザータイプの人への質問は、漠然としたものより、より具体的に答えられるものにします。
ぼんやりした質問は答えの正しさが意識できにくいため、アナライザータイプの人にはしない方がよいのです。… 続きを読む

サポータータイプの人への聞き方

これまで、コーチングにおけるコミュニケーションタイプのうち、「コントローラータイプ」「プロモータータイプ」の人とのコミュニケーションのきっかけについて、取り上げました。

何度も言いますが、その人をより理解していく「きっかけ」として、役立てるためです。

今日は、サポータータイプの人への聞き方です。

サポータータイプの人が求めるのは「合意」や「協力」「貢献」といった事柄です。

ですから、基本的には、質問に答えてもらったり、話してもらったりする際に、サポータータイプの人は、一生懸命に話してくれるのです。

ですが、サポータータイプの人は、話した内容が外れた内容ではなく、相手が望んだ内容だったかという「合意」がほしいのです。承認ですね。

具体的には、話にうなずいてもらったり、相槌を打ってもらったりがほしいのです。
もし、そんな合意が少ないと、不安になってしまって、話が縮小していくことになります。

また、話した内容が貢献していることも伝えた方がよいです。
役立っていることを伝えるわけですね。… 続きを読む