涙の転校、涙の卒業式のトリガーは、一人の涙

涙は伝染します。ミラーニューロンの作用です。
ですから、誰かが転校したり、卒業式だったり、子供に涙させたいと考えた時は、まず1人涙を流させるのです。
そうすれば、その一人の涙は次々と伝染して、教室全体に広がります。

ミラーニューロンとは、共感細胞と名付けられています。
この細胞は、自分とは別なもの行動を観察しているだけで、 自分もその行動を鏡のように追体験しようとします。
だから、ミラー(鏡)ニューロンなのです。

目の前でおいしいもの食べられたりするとヨダレが出たり、目の前の人が涙を流しているともらい泣きしてしまうのは、ミラーニューロンの作用です。

ですから、誰か1人涙を流すと、その涙を流す姿を見て共感し、他の人も次々と涙を流すのです。
涙の転校、涙の卒業式のトリガーは、一人の涙なんです。… 続きを読む

「涙のハードルを下げる」

クラスに転校する子が出たとき、卒業生を送り出すとき、そんな「別れ」に際して、皆さんはどのような手だてを講じていますか。
私は、必ず「涙のハードルを下げる」手だてをとってきました。

私は、転校や卒業といった別れの際には、子供たちにできるかぎり「別れの感情」を味わわせたいと考えていました。

向山洋一氏が、こう言っています。

別れがあるから人の世は美しく
出逢いがあるから人の世はすばらしい

この言葉は、次のようにも解釈できるのです。

美しい別れがあるから
すばらしい出逢いがある

美しく別れることで、すばらしく出逢うことができるのです。… 続きを読む

卒業式練習 拍手の起こった呼びかけ・返事の指導

卒業式練習が、佳境に入っている頃でしょうか。
私が行った「ストレートすぎる」指導を紹介します。
でも、自然と拍手が起こったのですよ。

呼びかけの練習。
歌や作法などの練習メニューが立て込んでいて、呼びかけの練習の後、あまり指導に時間がとれないことがあります。
そんなとき、各クラスで一番上手な子を紹介したことがありました。

選び方は、もちろん上手な子なのですが、選ぶ台詞のバリエーションを密かにつけました。

・短い台詞の子
・そんなに重要な台詞でない子
・前半の台詞の子(後半の台詞の方がかっこいい!?)… 続きを読む