「言わなきゃいいのに」前にも言ったよね

先週に続き、株式会社ペンマークが、Z世代に向けて行った「萎える」「やる気がなくなる言動」のアンケートについて取り上げていきます。 em-tr271.com/L90494/b581/127291
今日は、
「前にも言ったよね」
です。
このアンケート結果では、16.2%の若い社会人が、そうだと答えているのです。
この言葉、私も何度も言われました。 基本的に、私は「懲りない?」人なのです。
で、人は、1回言われてできるほど、器用ではないのです。
そもそも、失敗を繰り返してノウハウを身につけていのですから、その失敗を許容しなくてはならないわけです。
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原因と理由の使い分け その2

「原因と理由の使い分け」について、「プラス・マイナスの観点」ではどうもしっくりこない、ということを前回述べました。
私が納得するのは、主観・客観という観点です。
すなわち、
「原因」=事実や出来事のもと
「理由」=人の行動や考えのもと
という考え方です。
「原因」は客観的な観点、「理由」は主観的な観点ととらえると、使い分けがしやすくなります。
たとえば、遅刻の事例で見てみましょう。
「今日、遅刻した原因は、電車が遅延したことです。」
というように、「原因」は自分の外側にある客観的な事実によるものだと理解されます。
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原因と理由の使い分け その1

文章を書いていて、ふと、その言葉の使い方について疑問が浮かぶことがあります。 先日、そんな浮かんだ言葉についての疑問がありました。
それは、
「原因と理由の使い分け」
です。
すぐ、グーグル先生を使って、調べてみると、あるウェブサイトでは、
「理由はプラスの内容でも、マイナスの内容でも使えるが、原因はマイナスの内容で使う」
という趣旨のことが書かれていました。
確かに、理由の用語では、
・勝った理由
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