少人数学級に、どう子供を分けるか

少人数学級を、どのように運営するか、様々な知恵を出しているかと思います。
ただし、学力の向上を念頭に、その運営を行っているかというと、そうではないケースが多いのかもしれません。

それは、子供たちを担任と少人数担当の先生のクラスに分ける場合、割り振りを「単元ごと」に変えていく運営だからです。
それは、「学力の向上」というより、「各教師に教わる機会」に重点が置かれた運営だと考えます。

ただ、これでは、次の点が解消されません。

・学力の低位な子ほど、変化に弱い
教える教師が変わり、周りにいる子供も変わるのです。
これでは、そのような子にとって負担です。

・教師も子供の実態把握ができないまま授業を行うことになる
教師は、担任する子については、その子がどういう子かわかっています。書くのが遅い子、理解に困難を抱えている子、そして、つまずいている箇所もわかっています。 … 続きを読む

少人数学級は効果があるのか。

各学校で行われている「少人数学級」、果たして効果があるのでしょうか。
実は、こんな重要な教育政策について、効果があったかどうかという測定結果が出ていません。
ですから、やってよかったのかどうかの評価もできないのです。

ただ、「学力の経済学」(中室牧子著)において、横浜市の例が紹介されています。

横浜市の例といっても、意図的にコントロールして、効果を測定したのではありません。
自然に起こってしまった40人1学級と20人・21人の2学級が、横浜市の例なのです。

それで、効果の程はと言うと、国語においてわずかに効果はあったものの、他の教科においては小学校・中学校のどの学年においてもほとんど学力に変化はありませんでした。

このように、少人数学級は、学力の面においては効果が少ないのです。
(学力以外の面からすると、人数が少ないほうがはるかにゆとりができることは確かです。)

中室牧子氏は、これを踏まえて、「学力の経済学」で、以下のように提言しています。… 続きを読む

「御中」「様」は難しい

今年の文部科学省学習状況調査(学力テスト)の中学校3年生国語において、封筒の宛名書きで、「御中」を書く問題が出ました。
この問題については、当メルマガに書きました。

さて、
「御中」とは、どんな場合に使うのでしょうか。
「様」とは、違うのでしょうか。

基本的な考え方・マナーとして、

「御中」
・組織・団体宛に使う

「様」
・個人宛に使う… 続きを読む