「ルシファー・エフェクト 」とは

「ルシファー・エフェクト 」なる用語を知っていますか?
「状況の力が、普通の人を悪人に変える」という心理学の用語です。

ルシファーとは、神のお気に入りだった天使です。しかし、ルシファーは神に背いて地獄に追放されます。そこで、ルシファーは、人間を堕落させることで神に復讐をする魔王となったのです。

このような善人から悪人になることを、「ルシファー・エフェクト」と名付けたのは、「スタンフォード監獄実験」を行った心理学教授でした。

「スタンフォード監獄実験」とは、スタンフォード大学内に模擬監獄をつくって、学生を看守役と囚人役に割り振って2週間観察するというものでした。 ほんと、欧米の科学者はとんでもない実験をするものです。

ですが、実験後、看守役の学生が虐待をするようになり、囚人役の学生が精神的に追い込まれたので、6日で中断されたのでした。

この実験により、

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1年生のテストの名前書きの私的なルール

昨日、低学年の名前記入の「謎のルール」について、話題にしました。
今日は、そんな「謎のルール」に対抗?した、私の名前書きルールについてです。

私は、1年生のとき、1学期においては、「ひらがな」で名前を書かせていました。もちろん、漢字で書ける子は書いてもかまいません。

ただし、カタカナを習った2学期は、テストの名前を「カタカナ」で書かせていました。もちろん、練習を兼ねています。1年生は、ひらがなは読み書き両方とも慣れているのですが、カタカナは書くことに慣れていないからです。

そして、3学期になったら、漢字で書かせるようにしていました。
もちろん、名前の漢字を教えてもらっていない子もいますが、私が教えたり、家庭に協力してもらって、漢字で名前を書けるようにしてもらいました。 どちらにしろ、いつか名前を漢字で書くのですから、1年生でも「自分の大切な名前」を漢字で書けるようにさせたかったのです。

ただ、少しばかり困るのが、書かれている名前を見て、テストやプリントを配ってもらうときです。
漢字が読めない子がいるのです。
ですが、読めないときは、私のところにくれば教えてあげると指示しておけば、そのうち、友達の名前を漢字で覚えてしまいます。… 続きを読む

テストに名前を書く際の「謎のルール」

低学年において、テストに名前を書く際の「謎のルール」を使う先生がいて、私は「?」と思っていました。
もちろん、私はそんな「謎のルール」は使っていませんでした。

その名前を書く際の「謎のルール」について、こんな記事があります。
https://em-tr271.com/L90494/b300/116131

「長男が入学した小学校では『漢字は習ったものだけを使う』のがルール。息子は小学1年の夏休みに帰省した際、おじいちゃんに教えてもらって自分の名前が漢字で書けるようになりました。それがうれしかったらしく、9月の新学期一発目のテストのお名前欄にフルで漢字の名前を記入。(大谷政大(おおたにまさひろ)) すると、連絡帳に、「1年生の間は、」大たにまさ大」と書きましょう。2年生になったら「大谷まさ大」です」と先生が書いてきてびっくり。 1年生では「大」の字、2年生では「谷」の字を習うからという理由。」

まったくもって、意味不明の「謎のルール」だと思います。

私がこの「謎のルール」の存在を知ったのは、3年生を担任したときでした。
プリントに名前を書かせると、先の記事のような「謎のルール」で書かれた名前があったからです。… 続きを読む