声をそろえることでクラスがまとまる

「悪くはないけれど、まだクラスがなんとなくまとまっていなくて、物足りない」と感じられる時がありませんか。
コーチングをしていて、そのような悩みを聞きました。

コーチングは相手の心の中から答えを引き出し、気づいてもらうことがメインの役割ですが、時に相手の中に情報がないときがあります。 そのような時は、コーチとして情報を提供しています。
今回の場合もそうでした。

私の経験から得た知見を、相手に示しました。
それは、

「そろえる活動をしていくことで、子供の気持ちが1つになる」

ということです。
その代表的なものが、… 続きを読む

「子育て」のための二つの行動

今日も、「子育て」のコーチングで考えてもらったことをお話します。

教え子に、時間をかけて、「子育て」の理想状態=「どんな人になってほしいか」を考えてもらいました。

しかし、この親の考えを受け入れるかどうかは子供の自己判断です。
選択するのは子供であって、いくら親がそう望んでいても、子供が親の考えを受け入れるかどうかはわかりません。

ですが、受け入れるかどうかわからないからと言って、親の考えを伝えなければ、何を目指して子育てをしているのか、方向性がぼやけたままになってしまいます。

子供が受け入れるかどうか分かりませんが、

「どんな人になってほしいか、親の考えを伝える」

ことは大切なことなのです。

そんなことは当たり前だと思われるかもしれませんが、このことは我が身を振り返っても、そんなに行われていないことだと思います。 私は、どんな人になってほしいか、子供に率直に話したことは数少ないです。… 続きを読む

両親という子育てモデルのプラスマイナス

昨日、「子育て」のコーチングを、もう40歳にもなる、かつての教え子にしたことを話題にしました。

さて、
そのコーチングにおいて、「この子にどんな人になってほしいのか」という「理想の状態」を問いかけた後、モデルとなる「子育て」についても考えてもらいました。

「モデルとなる「子育て」」

それは、もちろん自分が子供だった頃の両親の姿・態度が一番のモデルです。

ただ、モデルと言うと一般的には「目指したい」「模倣したい」モデルですが、この両親の子育てモデルの場合は、プラスとマイナスのモデルの両方です。

例えば、母親が

・話をよく聞いてくれた
・自分がやってみたいことを後押ししてくれた

という場合は、プラスのモデルです。… 続きを読む