「子育てコーチング」で「理想の状態」を考えてもらう

先日、コーチングの申し込みがありました。
申し込んだ人の名前をみると、どこかで見たことがあるような名前でした。
「もしや」と思いましたが、時間に余裕なく、頭の隅にそのことを押しこんだまま、コーチングの約束の時間を調整しました。

そして、約束の時間になって、ZOOMの画面に現れたのは、やはり、かつての教え子だったのです。

ビックリ!
もう、ずいぶん前の同窓会以来だと思います。

そのT君(もう、40歳越えなのですが、5.6年生で担任していた当時のあだ名がT君でした。)は、長女が小学校一年生になったので、子育てについてコーチングを受けたいと言っていました。 (「本当は、よっちゃん先生に教えてもらいたいんだけど」と、泣かせる?セリフを言っていました。)

私は、これまでに発達障害の子を持つ保護者の方にコーチングをした経験があります。
ただ、今回は、特に困っているわけではなくて、「子育て」について自分の考えをしっかりもって、これからの子育てを実際にやっていきたいというものでした。… 続きを読む

「怒りを笑いに変えて」子供に向き合う「ぼく、わたしのトリセツ」

昨年の12月に紹介した「ぼく、わたしのトリセツ」という絵本。
この絵本は、大阪の小学校教師である松下隼司氏が描いたものなのですが、毎日新聞の大阪版に取り上げられました。

「ぼく、わたしのトリセツ」
https://em-tr270.com/L90494/b300/113751

https://em-tr270.com/L90494/b300/213751

抜粋して紹介します。
オススメです。

「ぼくは『ごめんなさい』がにがて。お手数ですが、『ごめんなさ』まで言ってあげてください。『い』だけなら言えます」

「『コラ!』とどなりたいきもちは分かります。そんなときは、間に『ア』を入れて、『コアラ!』とどなってください」

先生に怒られた子どもたちの目線に立ち、子どもと向き合うヒントを詰め込んだ絵本「ぼく、わたしのトリセツ」(アメージング出版)を、現役の小学校教諭が制作した。これまでの経験を基に文章をつづり、「怒るのは悪いことではないが、子どもは絵本に描いた楽しいやりとりの方が素直に聞いてくれる。絵本ならより多くの人に伝えられると思った」と話した。… 続きを読む

何度も質問されると、責められている気になる

先日、人間ドックに行ってきました。皆さんもきちんと人間ドックに行って、自分の体の状態を整えておきましょう。

さて、私にとって人間ドックは、もう毎年恒例になっていることですので、「手慣れた」感じになっています。

ですが、今回は少しばかりスムーズにいかず、いらつくことがありました。
それは、「問診」がコロナウイルス感染症対策のためでしょうか、けっこうしつこかったのです。

最近、発熱したことはありますか?
最近、海外に行きましたか?
・・・

人間ドックが始まる前、かなりの量の質問を、矢継ぎ早にされました。
すると、こんなことが心の中で起こりました。

「何度も質問されると、責められている気になる」… 続きを読む