うんこのホテルにはプールがあるよ

私には、国語の「句読点」の授業の定番がありました。
そんな授業が、教育トークライン2020年7月号に掲載されていました。溝端久輝子氏の原稿です。
でも、この授業はあまり女性は先生はやりません。上品ではないからです。

句読点(丸、点)をどこに打つかによって、全く違う意味の文になることを教える授業です。
非常に盛り上がること間違いありません。

うんこのホテルにはプールがあるよ。

と黒板に書きます。
これを読ませると、もう、やんちゃ坊主の男の子は大はしゃぎです。

うんこのホテルには、プールがあるよ

もう大爆笑です。… 続きを読む

「心の理論」と「赤ずきん」

昨日、「心の理論」について話題にしました。
「心の理論」とは、「相手の表情や行動から、その心について推理する力」のことで、自閉症スペクトラム症の子は、この「心の理論」(心を推理する力)が弱いのです。

例えば、童話の「赤ずきん」。
赤ずきんは、おばあさんの家を訪ねますが、すでにおばあさんはオオカミに食べられています。オオカミは、おばあさんのふりをしてベッドに寝て、赤ずきんを待ち構えています。 赤ずきんはおばあさん(オオカミ)に近寄って話しかけます。
「まあ、おばあさん、とても耳が大きいわ。」

このシーンは、「赤ずきん」の中のシーンです。
どうして子供たちはこのシーンにドキドキしてしまうのか、と言うと、「まだ、赤ずきんは、寝ているのはおばあさんで、オオカミだなんて思ってもいない。」と考えるからです。 赤ずきんの心の状態を推理して、オオカミのことを知らないと考えるのです。

ところが、このシーンで、自閉症スペクトラム症の子は、赤ずきんは「そこにオオカミがいておばあさんのふりをしている」と考えてしまいがちなのです。… 続きを読む

第3回びっくりぽんプレゼンテーションのご案内

教師の学びと成長サポート
渡辺喜男です。

7/19(日)14:00〜 オンラインにて 第3回「びっくりぽんプレゼンテーション」なる発表会を行ないます。

申し込みサイト
https://bit.ly/30ZdYqD

第1回、第2回と横浜の大さん橋近くの波止場会館にて、開催してきた「びっくりぽんプレゼンテーション」。
今回も、実は会場を予約していました。
しかしながら、コロナウイルス感染防止の観点から、今回はオンラインに変更し、会場はキャンセルいたしました。… 続きを読む