プログラムに「選手宣誓」という項目がある

先日行った「笑いの教え方セミナー」において、小川幸一先生が、クラスイベントの年間計画を立てていたことを知りました。
私も、クラスイベントの年間計画を立てていたので、同じタイプの先生がいたとうれしく思いました。

私は、4月に子供達だけでお楽しみ会をさせて、それを元に、5月以降の年間計画を立てていたのです。
5年生、6年生ともなれば、学習内容もたくさんあり、また、学校行事も次から次へと行われて、かなり忙しいのですが、それでも意地になって、毎月一つ、クラスのイベントをやっていました。

さて、
その小川先生のクラスのイベントのプログラムには、毎回、定例として「賞状授与」といいう特別な項目があるのです。
必ず、誰かを小川先生がほめる仕組みが作られているのです。

実は、
私のクラスのイベントには、プログラムに、必ず「選手宣誓」という項目がありました。
それは、スポーツ系のイベント、例えばラセットベース大会だけでなく、文科系?のお化け屋敷やカラオケ大会においても、選手宣誓という項目があったのです。… 続きを読む

先生の顔の「似顔絵リレー」

レクレーションで「似顔絵リレー」というのがあります。ご存知でしょうか。
5人から10人ぐらいのチームで、顔の各パーツごとにリレーして似顔絵を描いていくのです。

ビジュアルでステキな顔になったり、もうむちゃくちゃなピカソ風の顔になったり、それはそれで楽しいものです。

私は、この「似顔絵リレー」を、修学旅行などのバスレクとしてやっていました。
題材は、「ガイドさん」です。
ガイドさんの似顔絵を、列ごとに描かせて、豪華賞品?(絵はがきくらいのもの)を景品としてあげていました。

審査するのは、もちろん、ガイドさんです。

女の子達は、一生懸命、美人でステキなガイドさんの顔にするのですが、やんちゃな男の子が途中でとてつもない顔にしていきます。 それを、ガイドさんがいじって採点していくのが、とても楽しかったです。

その「似顔絵リレー」を、笑いの教え方セミナーで山崎ちひろ先生が取り上げました。… 続きを読む

紙という素材は、言語に関わる脳活動に影響を与える

教科書をたくさん持ち歩くのは効率的ではないと、タブレットPCを教科書代わりにしようと、一時期盛んに言われました。
しかし、この頃はそのような主張は下火になっています。その理由は、脳にとってタブレットPCはあまり効果的でないことが分かってきたからです。

脳科学者の篠原菊紀氏が、以下のような実験をやってみました。

「被験者にはメガネ市場に関するプレゼンテーションを聞いてもらい、手元の資料が「紙」である場合と同じ内容を「タブレット」で閲覧する場合とで脳活動に差があるかどうかを調べた。また、プレゼンの終了後に、内容をどれくらい覚えているかを確認するテストを実施した。」

その結果、脳の活動については、左側の前頭前野の活動に有意な差が出ました。
左側の前頭前野は、特に言葉にかかわるワーキングメモリーとかかわっています。ここがタブレットより紙の資料の場合のほうが活発に活動したのです。

プレゼン後の内容確認テストでも、紙の資料を見たときの平均正答数は、タブレットで資料を見たときのそれと比べて約11%多かった。つまり、紙の資料のほうがプレゼンの内容をよく覚えていたのです。

紙という素材は、言語に関わる脳活動に影響を与えるのです。

やはり、教科書は紙の方がよいようです。

日経 … 続きを読む