5〜6月に、一番交通事故に合うのは1年生

5〜6月に、一番交通事故に合うのは1年生です。
それも、登下校の最中に交通事故に合うのことが多いのです。

交通事故総合分析センターが、年ごとに、交通事故に関する統計データを分析、発表しています。
その中で、平成27年に発生した歩行中の交通事故の死傷者は、成人が各年齢とも600人前後、高齢者は800人前後でした。

ところが、

1年生(7歳児)は、1462人と圧倒的に多い

のです。

ちなみに、5、6年生は1年生の3分の1以下になります。

加えて、その1年生の事故場面を見てみると、

「登校中・下校中」38%… 続きを読む

個別支援級に「通り道」で毎日寄っていく

私は、初めて個別支援級の子と交流するクラスの担任になったとき、やり始めたことがあります。
それは、1日1回、個別支援級に顔を出して、個別支援級の子たちに声をかけることです。

個別支援級の子が、普通級のクラスと、例えば、音楽とか図工とか理科とか、その時間だけ交流することがあります。
私は、そのようなクラスの担任になった時、その個別支援級の子の名前は知っていたのですが、ほとんどその子のことを知らなかったこと、接触もなかったことに改めて気づきました。

これは、接触の頻度を増やさなくちゃいけないと思いました。
私とその子との距離を近づたかったのです。

そこで、思案したのが1日1回、「通り道」として、個別支援級に寄るということでした。
この「通り道」というのは、とても大切で、半ば自動的に、個別支援級に寄ろうと考えたのです。

朝、自分の教室に行く際、少し回り道をして個別支援級に寄ります。
登っていく階段を変えれば、職員室から教室までの「通り道」になります。… 続きを読む

五色百人一首「空札」バリエーション

五色百人一首には、「空札」なるものがあります。
「ご用意よければ 空札一枚」と、先生が試合のはじめに言って、次の歌を詠むのです。

「東海の 小島の磯の 白砂に われ泣きぬれて 蟹とたわむる」

この空札の詠まれ方によって、子供たちは、試合にのぞむ心の準備をします。
加えて、読み手の… 続きを読む