「虚言癖」の子を担任したらどう対応するか。

「虚言癖」の子を担任したら、どう対応していったらよいのでしょうか。
私はそのような子を担任したことはありませんので、「虚言癖」の子を担任したサークルのメンバーの対応をもとに考えていきます。

まず虚言を減らすことに的を絞った。自分を正当化したい、見栄を張りたいときなど、とにかく嘘をついた。
したがって、正直に言えたとき、それを褒め、強く叱ることはしなかった。「正直に言った方が得だ」と実感してほしかったからだ。
ありがちなのが、「正直に言いなさい」と言って、子どもが正直に言ったら、それを教師が強く叱ってしまう、ということだ。正直に言って、損をしたから、子どもはどんどん口を噤んでしまう。

ここには、サークルのメンバーが、右往左往しながら「虚言癖」の子に実際に対応して得た大切なヒントが書かれていると思います。 ここでの、ヒントは三つ。

・嘘をつく理由を探る
・正直に言ったことを誉める
・嘘をついたことに対して厳しく叱りすぎない… 続きを読む

レベル別「ノート忘れへの対応」

私の教育サークルにおいて、「子どもがノートを忘れたらどうする?」と話題になりました。
興味深かったので、少しばかり分析してみました。
題して、「ノート忘れへの対応」です。(そんなに大げさなものではないのですが)

レベル0
「ノートを忘れたら、ノートをとらなくてよい」
まあ、そんな先生はいないと思いますが、ノートをとることの価値はない、どうでもいいというのです。
これは、いけません。

レベル1
「持ってきた違う教科のノートに書かせる」
国語のノートを忘れたら、例えば社会のノートがあったので、そのノートに書かせるというものです。… 続きを読む