桜の木の下の集合写真

先日、花見の名所と言われる池上本門寺に花見に行ってきました。
ところが、まだ三分咲きくらいで、桜はあまり咲いていませんでした。
空振りです。
また行くに楽しみが増えました。

私がかつて勤務した学校では、校庭のどこかに必ず桜の木があって、春になると小さな花弁を開かせ、春を告げていました。
入学式には、その桜の下で、小さな1年生がお父さんお母さんら家族と、喜びを写真に残していました。

そうそう、ある学校では、裏庭に桜の木がありました。
裏庭の向こう側は大きな工場だったので、そこは人目につくことはありません。
ですから、夕方、勤務を終えると職員総出で花見をしたことを思い出します。
牧歌の時代でした。… 続きを読む

4月11日は子どもの自殺の多い

実は、今日、4月11日は9月1日と並んで子どもの自殺の多い日なのです。
「新学期自殺」という嫌な言い方をされることもあります。
データを示します。

平成26年度自殺対策白書(抄) http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/__icsFiles/afieldfile/2015/08/07/1360770_01.pdf

これを見ると、全国的に始業式が行われる4/8と、そして、その3日後の4/11に、自殺が多いのです。
(県庁所在地の始業式 4月8日(月) 北海道、宮城、東京、埼玉、栃木、千葉、静岡、愛知、奈良、大阪、兵庫、岡山、鳥取、福岡、沖縄)

なぜ、子供たちが、この時期に、自らの命を絶ってしまうのでしょうか。… 続きを読む

家庭訪問・個人面談で聞く「不登校・不登園の有無」

私が、家庭訪問・個人面談に必ず持参したのは、独自に考案したチェックリスト用紙でした。
それは、せっかく家庭訪問や個人面談をしたのに、そのときにとったメモがどこかにまぎれて、役立てることができなかった苦い経験があったからです。

チェックリスト用紙に基礎的な情報として記入しておけば、継続してその情報を役立てることができます。

毎回、このチェックリスト用紙を持って、家庭訪問や個人面談に臨むのです。
そうすれば、もれなく情報を収集することができます。
そして、ずっとこの1枚の用紙であるので、資料として散逸の恐れはなくなるし、保管も簡単になるのです。

さて、
私が、そのチェックリスト用紙の冒頭にもってきた最重要な事柄は、「不登校・不登園の有無」でした。
これ、学校に登校するというのは大前提なので当たり前のようですが、意外と、その大前提を聞いていないのです。

不登校(不登園)の履歴というのは、前担任も知らないことが結構あります。それは、先生には事実を隠して「風邪で、休みます」などと報告することがあるからです。 … 続きを読む