褒めるサイクルを作り出す

一昨日、安原昭博ドクターが、発達障害の子の自尊心を高めるために、

「できている所だけを評価して褒める」

ことを推奨していることを紹介しました。

この考え方は、より積極的に用いることができます。
それは、できなことを除いて、

「できることを指示して褒める」

ということです。
教育トーク2021年5月号において、太田政男氏が「サイクルを作り出す」というタイトルで、このことについて書いています。
https://em-tr270.com/L90494/b300/113001

そのサイクルとは、… 続きを読む

辞書引きのバリエーション

国語において、国語辞典を扱うのは小学校3年生からですね。
今時は、「Google 先生?」を使って調べることがほとんどでしょうが、国語辞典の引き方(五十音順での辞書引き)を、もちろん学んでおく必要があります。 その辞書引きを楽しく行うために、こんなやり方をやっている方が多いと思います。私もこうやっていました。

辞書引き競争。
教師は、教科書の教材文の中から、例えば「やま(山)」と言います。子ども達に国語辞典で探します。
見つけた子は立ち、教師は「一番」「二番」と順番をつけていきます。
立った子どもは、引いた語の意味を読んで、赤鉛筆で線を引きます。
だいたい、クラスの三分の一程度が見つけたら、おしまいにします。
(私は、まだ見つけていない子に見つけた子が見つけ方を教えるようにさせていました。)… 続きを読む

できている所だけを評価して褒める

高学年になってもじっとできない、チャイムが鳴ってもなかなか席につけない。そんな子供がいます。
もちろん、低学年の頃からじっと座っていることができず、叱られてばかりでした。

このようなADHDの傾向がある子に対して、どのように接したら良いのか、教育トークライン5月号において、安原こどもクリニック院長の安原昭博ドクターが、私たちが納得できるような説明をしています。 https://em-tr270.com/L90494/b300/112981

6年生にもなっても、まだ準備や着席ができない理由は、自尊感情が低いからだと安原ドクターは言います。
行動を正すには、自尊感情を高めてあげることが必要です。

「この子の良いところを見つけて褒める」

ことが必要だと安原ドクターは言います。

例えば、授業中にすぐに座れなくても、

「遅れても座れたらOK」… 続きを読む